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富士通SSL、個人情報保護対策の内部監査を支援するソフト


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は3月29日、内部監査支援ツール「RACONTIS監査人(個人情報編)」を4月3日より販売開始すると発表した。価格は19万8000円(税別)。

 RACONTIS監査人(個人情報編)は、個人情報保護の対応状況を監査するためのソフトで、サーバーなどを必要とせず、スタンドアロンで動作する。利用にあたっては、あらかじめ組み込まれている対話型の個人情報監査チェックリストを用いて監査を行っていく。

 具体的には、質問項目の監査結果を「適合」~「不該」までの5段階から選択してチェックするだけで、監査結果を自動集計。適合しなかった項目の一覧を抽出することもできるほか、チェックリスト、集計結果、不適合レポートの内容を印刷したり、CSVに出力したりすることも可能。さらに今後の改善に向けたガイダンスもワンクリックで表示できるという。

 監査・分析は、プライバシーマーク認定制度(JIS Q 15001)、個人情報保護法とそれに関する経済産業省、金融庁、厚生労働省のガイドラインに基づいて行えるとのことで、富士通SSLでは、「監査担当者が複数人でも、監査の進め方、監査結果の導き方を統一でき、ばらつきのない監査を行える」としている。

 対応OSは、Windows XP/2000。同社では、2年間で1000本の販売を見込む。



URL
  株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
  http://www.ssl.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://www.ssl.fujitsu.com/release/2006/03/29.html


( 石井 一志 )
2006/03/29 11:31

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