Enterprise Watch
最新ニュース

ISS、IPSアプライアンスの新モデル-筐体を一新してユーザビリティを向上


GX4002
 インターネットセキュリティシステムズ株式会社(ISS)は3月30日、IPS(不正侵入防御)アプライアンス「Proventia Network Intrusion Prevention System GXシリーズ」(以下、GXシリーズ)を出荷開始すると発表した。筐体サイズ、帯域幅、ポート数などの違いで6種類がラインアップされる。

 GXシリーズは、同社の既存製品「Proventia A/Gシリーズ」の後継として提供されるIPSアプライアンス。基本機能は前シリーズのIPS機能を継承しており、サーバーシステムなどにセキュリティパッチを適用できない間も、仮想的にパッチを適用した状態を作り、セキュリティを確保する「Virtual Patch」機能も利用することが可能だ。

 今回は、ハードウェア筐体を一新し、筐体前面にネットワークポートを移動したほか、LCDパネルの採用、軽量化などによって、よりユーザーフレンドリーな運用を可能にしたという。また光ファイバに対応したモデルは、インターフェイスタイプが変更できるようになっている。

 ラインアップには、合計帯域200Mbps、監視用インターフェイス×2の「GX4002」から、合計帯域1200Mbps、監視用インターフェイス×8の「GX5108」「GX5108CF」まで、6種類を用意した。価格はGX4002が145万円(税別)、GX5108が780万円(同)、GX5108CFが805万円(同)、などとなっている。

 なおGXシリーズの発売に伴い、既存のProventia A/Gシリーズは、Proventia G2000を除き、9月30日で販売を終了する。Virtual Patchシグネチャや製品サポートの提供は、販売停止後3年間は継続されるとのこと。



URL
  インターネットセキュリティシステムズ株式会社
  http://www.isskk.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press06/proventia_nips_033006.html


( 石井 一志 )
2006/03/30 12:19

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.