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ネットスプリング、小・中規模向けの認証ゲートウェイアプライアンス


 株式会社ネットスプリングは4月5日、認証ゲートウェイアプライアンス「FERECシリーズ」のラインアップに、小規模向けの「FEREC 520」と中規模向けの「同 720」を追加すると発表した。価格はそれぞれ33万円(税別)、69万8000円(同)。

 FERECシリーズは、認証されたユーザーにのみ通信を許可する認証ゲートウェイ製品。認証は、端末のOSや環境に依存しないWebブラウザ認証で行え、ユーザーアカウントをFERECシリーズが発行する方式のほか、外部のLDAP/RADIUSサーバーと連携して行う方式もサポートしている。もちろん、認証記録はログに残すことが可能で、syslog出力を行うこともできる。

 設置に際しては、NAT/NAPTモードだけでなく、透過型にネットワークに設置できるブリッジモードも新たにサポートしたため、ネットワーク構成を変えずに導入することが可能になった。また未登録ユーザーからのアクセスを遮断するのみならず、認証したユーザーのアクセス管理も行え、利用可能なリソースをユーザーごとに制限することができる。

 同時接続可能な最大クライアント数は、FEREC 520で125台、FEREC 720で250台。インターフェイスはともに100BASE-TX/10BASE-Tポート×2と、メンテナンス用の100BASE-TX/10BASE-Tポート×1を備えている。

 ネットスプリングでは一般企業や大学、病院、官公庁などに対して拡販を図るとしており、初年度3000万円の売り上げを見込む。



URL
  株式会社ネットスプリング
  http://www.netspring.co.jp/
  プレスリリース(PDF)
  http://www.netspring.co.jp/press/press_20060405.pdf


( 石井 一志 )
2006/04/05 12:04

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