キヤノンシステムソリューションズ株式会社とNECソフト株式会社は4月12日、Web経由での情報漏えいを防ぐ情報管理ツール「WEBGUARDIAN」の最新版「WEBGUARDIAN Ver3.0」を発表した。4月14日より販売を開始する。
WEBGUARDIANは、組織内のプロキシサーバーに導入することで、Web利用におけるアクセスログと外部送信情報を保存し、キーワードによるフィルタリングを行う情報管理者向けソフト。アクセスログをベースにした各種レポートや外部送信情報の閲覧、フィルタリングキーワードの設定、システム管理などが行える。
最新版では、URLフィルタリングツール「URLGUARDIAN」をWEBGUARDIANに統合。URLフィルタリング機能を包含したことで、不要なサイトの閲覧を制限するだけでなく、Web(httpプロトコル)経由でインターネットに送出される文字列のフィルタリングを行うことができる。また、Webメールなどの送信データの添付ファイルについて、送信制御や監視・保存ができる機能なども強化している。
そのほか、メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL Ver6.0」との管理統合を実現した「GUARDIANSUITE」を利用することで、運用管理インターフェイスを統合可能。統一した運用管理画面から、URLフィルタリング、Webフィルタリング、メールフィルタリングを一元管理できる。
対応OSは、SPARC版Solaris 8/9、Red Hat Enterprise Linux V.3/V.4 AS、Red Hat Enterprise Linux V.3/V.4 ES、MIRACLE LINUX V3.0 Asianux Inside。
WEBGUARDIANの価格は、50ユーザーの場合で85万円、ユーザー数無制限の場合400万円。GUARDIANWALLの価格は、50ユーザーの場合で120万円、ユーザー数無制限の場合500万円。GUARDIANSUITEの価格は、50ユーザーの場合で184万5000円、ユーザー数無制限の場合810万円。
■ URL
キヤノンシステムソリューションズ株式会社
http://www.canon-sol.co.jp/
NECソフト株式会社
http://www.necsoft.co.jp/
ニュースリリース
http://www.canon-sol.co.jp/topics/20060412wg.html
( 福浦 一広 )
2006/04/12 13:43
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