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NEC、モバイル機器用の顔認証エンジンを開発－メモリ使用量は従来比1/5 |
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日本電気株式会社（以下、NEC）は4月13日、コンパクトな高精度顔認証エンジンを開発したと発表した。従来製品と比べてメモリ使用量が1/5にコンパクト化され、携帯電話や携帯情報端末（PDA）などのモバイル機器に搭載できるという。 今回開発されたエンジンは、顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」がベース。高い照合精度を保ちながらも、高速化、コンパクト化に成功したとのことで、認証に必要な時間は、216MHzのARM9プロセッサで0.3秒。登録した顔画像から顔向きの変化や照明の変化をシミュレートする機能を備え、さまざまな照明環境下のモバイル機器において、手軽なセキュリティが実現できるとのこと。 NECでは今後も、今回開発したモバイル機器向けエンジンの早期実用化を目指して、研究開発を進めていくとしている。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0604/1301.html ■ 関連記事 ・ NEC、100万人/秒の照合が可能な顔認証用エンジン（2006/03/03）
（ 石井 一志 ）
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