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NTTデータ先端技術、Windows RMSを利用したセキュア文書管理ソリューション


 エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社(NTTデータ先端技術)は4月14日、内部統制に対応したセキュア文書管理ソリューション「NOSiDE Secure File Management Sub System 2006」(NOSiDE SFM)を販売開始すると発表した。

 NOSiDE SFMは、重要文書を暗号化して文書管理サーバーに集約させるとともに、利用者の属性に応じた操作制限をかけ、文書閲覧権限に応じて、印刷・コピーなどの制限を行えるようにするもの。DRM技術としては、マイクロソフトの「Microsoft Windows Rights Management Services」を採用。Office XP、Office 2003に含まれるWord、Excel、PowerPointのファイルに対応するほか、PDFファイルに対しても、暗号化、アクセス制御を行うことが可能だ。加えて、暗号化文書の閲覧履歴を管理する機能も備えている。

 またWindows SharePoint Services(SharePoint)との連携により、Webベースの文書共有ポータルを構築できるようにしている点も特徴。NOSiDE SFMの暗号化、アクセス制限管理機能などと、SharePointのチェックイン・チェックアウト機能、文書の改変履歴管理機能などを組み合わせることによって、社内重要文書資産の一元管理環境の構築を実現するとのこと。

 価格は100クライアント時で195万円(税別)から。サーバーはWindows Server 2003 R2とSQL Server 2005、クライアントはWindows XP SP2/2000 SP4の環境に対応する。



URL
  エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
  http://www.intellilink.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.intellilink.co.jp/topics/06-04-14.html


( 石井 一志 )
2006/04/14 18:22

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