エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(NTTコムウェア)は4月27日、指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kit プラス」とデータ暗号化ソフト「Folder SAFER mini」のセット製品を発表した。5月11日より販売を開始する。
e-UBF Small Office Kit プラスは、指紋認証用のセンサーとサーバーソフトを組み合わせた製品。最大デバイス数が50までに制限された中小企業向けの製品で、別途サーバー拡張ライセンスを購入することで最大1000台までの拡張も可能になっている。指紋認証方式としては、指紋の凹凸を波形データに変換し照合する「周波数解析法」を採用。低い登録拒否率、本人拒否率を実現しているという。
一方のFolder SAFER miniは、共有フォルダ内のデータを暗号化するためのソフト。ファイル/フォルダ単位で、印刷・編集・保存の制限や有効期限の設定が可能なほか、印刷物への任意文字、ユーザー名、日時などの印字を行うこともできる。
今回のセット製品では、50デバイス分のe-UBF Serverライセンスと、指紋認証ユニット×10台、10ライセンス分のアプリケーション連携ソフト「e-UBF IDマネージャ」、1サーバー/10ユーザー分のFolder SAFER miniライセンスをパッケージ化して提供する。価格は、75万6000円から。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
http://www.nttcom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr06042701.html
( 石井 一志 )
2006/04/27 16:11
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