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ノーテル、アプリケーションスイッチにSymantecのセキュリティ機能を搭載 |
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現在、セキュリティ上の脆弱性やハッカー攻撃が増大の一途をたどる中、セキュリティ機能自体をネットワークに取り込むニーズが高まりつつある。このたびの両社の協力関係はこうした大勢を反映したものであり、これにより、脅威の発見からパッチを用意するまでのタイムラグを解消し、侵入や脆弱性などに対する新たな防御態勢を実現した。エンタープライズ＆チャネルズ営業本部 常務取締役の平松敏之氏は「ノーテルでは、とりわけセキュリティ面での大きな投資やアライアンスにより、ソリューション強化に注力している。特に、旧Alteonの流れをくむApplication Switchでは、よりレイヤ7に近いセキュリティが重要になっている」と主張。多くの入り口をもつ現在のネットワークでは、あらゆる場所がエンドポイントになりうる可能性があるので、これに向けたフロントエンドのセキュリティ充実をにらんだものであるとした。 Application Switchは、ネットワークアプリケーションに対する負荷分散をはじめ、サーバー間やサイト間での高可用性、QoSに加えてセキュリティ機能までを備えた、ノーテル自信のプラットフォームであり、企業やデータセンターを中心にこれまでにワールドワイドで5万台以上導入されている。Nortel Networksのデータセンターソリューションズ ポートフォリオリーダー、ワッシム・タウビ氏は、このソリューション投入の背景について「かねてより、設置済みのApplication Switchに、パワフルなセキュリティソリューションを組み込みたいというユーザーニーズがあった。Symantecとは1年以上前から戦略的パートナーシップ関係にあり、このたび結実した。特にデータセンターのサーバーやアプリケーションの保護にはベストソリューション」という。 またシマンテック日本法人の製品戦略本部 本部長、足立修氏は「Application Switchには、当社のネットワーク侵入防止技術が導入されている。さらに、全世界180カ国の2万個に及ぶ登録センサーで、ウイルスや脆弱性をついた攻撃を検知し、セキュリティレスポンスラボに集めて分析後、パターンファイルやシグネチャファイルを作成してユーザーに最新情報を発信している。このため、万一スイッチが脅威にさらされた場合でも、数分後に遮断できる」と、万全の24時間365日体制を強調する。
このソリューションは、ネットワークセキュリティにおける多層防御を実現する、ノーテルの「レイヤードディフェンス」構想の中核を占めており、これで構想の強化はさらに進んだことになる。 なお、Symantec Intelligent Network Protectionは、現行のApplication Switchおよび将来機種に向けた付加サービスであり、ライセンスを購入することで使えるようになる。ハードウェアのアップグレードは一切不要。また、対応するApplication SwitchはGigabit Ethernet（GbE）×12の3408、2424（GbE×4、10/100BASE×24）、2424-SSL（同）、2216（GbE×2、10/100BASE×16）、2208（GbE×2、10/10BASE×8）の各ハードウェアと、Alteon OS Ver.23.1で、6月から提供開始される。価格は、Symantec Intelligent Network Protection年間ライセンスが89万9000円（税別）から、Application Switchとあわせて663万8000円（同）から、となっている。 ■ ＵＲＬ ノーテルネットワークス株式会社 http://nortel.com/jp ニュースリリース http://www2.nortel.com/go/news_detail.jsp?cat_id=-8055&oid=100201041&locale=ja-JP
（ 真実井 宣崇 ）
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