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MBSD、パッチ管理機能を強化したクライアントPC管理ツールの新版


 三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は6月19日、クライアントPC管理ツール「VISION64」の新版「同 Ver5.3」を販売開始すると発表した。

 VISION64は、仏Cristonが開発したクライアントPC管理ツール。クライアントPCの資産管理、ソフトウェア/セキュリティパッチの配布、ユーザーの操作ログ取得といった機能を備えており、WindowsやSolaris、Red Hat Linuxに対応している。

 今回の新版では、「プレミアムパッチ管理機能」を追加した点がもっとも大きな変更点。この機能では、クライアントのインベントリ情報をもとに、自動で配布すべきパッケージを選択できるため、管理者の負担を軽減できる。

 また、マイクロソフト製品以外のアプリケーションのパッチも配布可能になっているほか、パッチ配布後の再起動をユーザーの意志で選択できる「パッチリブート機能」も備えた。さらに、インベントリフィルター、インベントリヒストリー機能、ユーザー別にプル型で配信する機能、%指定での帯域制御機能なども強化されている。

 価格は、1クライアントあたり1万2000円から。MBSDでは、2007年3月までに5億円の売り上げを見込む。



URL
  三井物産セキュアディレクション株式会社
  http://www.mbsd.jp/
  プレスリリース(PDF)
  http://www.mbsd.jp/pdf/1150690153_774.pdf


( 石井 一志 )
2006/06/19 18:09

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