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日商エレとNTTデータ先端技術、ネットワーク制御アプライアンスを用いた検疫ソリューション
日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)と、エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社(以下、NTTデータ先端技術)は6月27日、日商エレが販売する米ConSentry Networksのセキュアアプライアンス「ConSentry CSシリーズ」と、NTTデータ先端技術の統合型セキュリティ管理・検疫システム「NOSiDE Inventory Sub System」(以下、NOSiDE)を連携させた「内部統制強化ソリューション」の提供を開始すると発表した。
このソリューションは、検疫、資産管理、アプリケーション利用制限などを実現可能なNOSiDEと、ネットワークの制御を行えるConSentry CSシリーズを連携させて実現するもの。ネットワーク機器をIEEE 802.1X対応製品などへリプレースしなくても、コアスイッチとフロアスイッチの間にConSentry CSシリーズを透過的に設置するだけで、コストを抑えた検疫システムの構築を行えるという。
OSのパッチ適用状況や、ウイルス対策ソフトの設定状況など、クライアントのセキュリティ対策状況はNOSiDEが収集し、規定のポリシーに満たない端末を社内ネットワークに接続させないようにすることが可能。あわせて、IT資産管理機能も利用できる。
また、ConSentry CSシリーズの持つ詳細なアクセスコントロール機能で、アプリケーションの利用状況の監視、制限を行えるほか、集中管理とレポーティングを担当するアプライアンス「ConSentry Insight」を併用すれば、ログからユーザーの行動を統計的に分析することもできるとのこと。
導入・運用に際しては、NOSiDEのWebブラウザ認証機能と、ConSentryのCaptive Portal機能との連携で、エージェントレスを実現している。
価格は、NOSiDEが195万円(100クライアント時)から、ConSentry CSシリーズが400万円から。
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URL
日商エレクトロニクス株式会社
http://www.nissho-ele.co.jp/
エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
http://www.intellilink.co.jp/
プレスリリース
http://www.nissho-ele.co.jp/press/goods/2006/0606_con_nttd.htm
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