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ハイパーギア、Microsoft OfficeファイルやPDFに対応したDRMソフト


 株式会社ハイパーギアは7月3日、利用制限付きファイル自動暗号化機能を持った電子文書変換サーバーソフト「HG/PscanSECURE」を販売開始すると発表した。株式会社ハイパーセキュアと共同で開発した製品で、7月下旬の出荷開始を予定している。

 HG/PscanSECUREは、PDF変換サーバーソフト「HG/PscanServPlus 4.0」の上位版にあたる製品。PDF変換やPDF暗号化、電子署名、タイムスタンプ付与機能など、HG/PscanServPlus 4.0が持つ機能をすべて利用できるだけでなく、Microsoft Officeのファイルも暗号化して保護することが可能になる。

 暗号化されたファイルは、クライアントモジュールがインストールされていないPCでは利用できなくなるが、利用可能PCでは直接WordやExcelで開け、保存する際には自動で再度暗号化を行えるほか、PDFに変換せずにWordやExcelのファイル形式のまま、閲覧のみ、印刷禁止、有効期限設定などの利用制限をすることも可能だ。

 暗号化はあらかじめ設定しておいた暗号化フォルダにファイルをドラッグするだけで簡単に行える。また暗号化ファイルの利用ログ取得も可能で、さらにPDFファイルにも、パスワードによる保護設定や有効期限設定、ダウンロード禁止といった制限をかけられるとのこと。

 暗号化対応アプリケーションは、Word 2000/2002/2003、Excel 2000/2002/2003、PowerPoint 2000/2002/2003と、WordPad 4.0以降、Acrobat 4.0/5.0/6.0/7.0、Acrobat Reader 4.0/5.0、Adobe Reader 6.0/7.0。サーバー側はWindows Server 2003/XP/2000に、クライアント側はWindows XP/2000/NTに対応する。

 価格は、1サーバー50クライアント分のライセンス付きで99万7500円から。ハイパーギアでは、初年度100本の販売を目標にしている。



URL
  株式会社ハイパーギア
  http://www.hypergear.com/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.hypergear.com/mt/main/archives/20060703_PscanSECURE.pdf

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( 石井 一志 )
2006/07/03 17:33

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