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ノベル、Eclipseベースの開発環境を採用したID管理製品の最新版 |
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IDMは、各種OSやアプリケーションのユーザー管理データベースと自動的に同期することで、IDを一括管理できる製品。すべてのシステムで同じID・パスワードを使ってログインすることができる。 最新版のIDM 3では、承認ワークフローやパスワードセルフサービス機能など、ユーザー側で管理できる機能をポータル化しているのが特長。最大5階層まで設定可能で、一度の承認に複数人を設定することもできる。19種類のワークフローテンプレートも用意されているので、容易にワークフローを作ることが可能だ。また、組織図の参照、登録ユーザーの検索、ユーザーの詳細情報表示機能などが同一画面で確認できるなど、一般ユーザーの利便性が高められている。 管理者向けの機能としては、Eclipseをベースとした開発環境を正式サポート。オフラインでの開発機能や、すべての設定情報を仕様書として文書出力する機能などが用意された。 価格はオープン。市場推定価格は、1ユーザーあたり3000円（メタディレクトリ、ポリシーエンジン）。 同社営業本部Identityソリューショングループ グループマネージャーの工藤哲也氏は、「ID管理製品は、これまで大企業など多くの従業員を抱えている企業が主な利用者であったが、日本版SOX法などをきっかけに、中堅企業までニーズが広がっている。今回の製品では、Eclipseベースの使い勝手のよい開発環境を用意しており、開発工程の短期化が可能。また、ユーザー自身で管理しやすいポータルページも標準で用意するなど、従来製品に比べて導入・管理が容易になっている。市場そのものが活発になっているので、大きなビジネスチャンスととらえている」と、幅広く展開する考えを示した。 ■ ＵＲＬ ノベル株式会社 http://www.novell.co.jp/ プレスリリース http://www.novell.com/ja-jp/pressrel/2006/20060713_1.html
（ 福浦 一広 ）
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