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PFU、定額制のタイムスタンプ発行サービスを提供 |
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株式会社PFUは9月14日、「PFU タイムスタンプサービス」において、1年間の定額料金で提供する「定額制サービス」を開始すると発表した。PFUでは、従来から提供しているプリペイドサービスとあわせて、タイムスタンプの利用をより促進したい考え。同日より販売を開始する。 タイムスタンプとは、電子データに対して正確な日時情報を与えることによって、その時点での存在証明と、その時刻以後の非改ざん証明を行う仕組み。一般的な用途としては、電子商取引における請求書や契約書などの重要な書類に利用されることが多いが、コンプライアンスや内部統制などの強化が求められる昨今の流れに沿って利用用途・範囲・規模が拡大しており、定額制のサービス提供が求められていたという。 今回PFUが提供するサービスでは、顧客の社内にタイムスタンプ局との通信を中継する「定額制サーバー」を設け、企業のイントラネット内に設置されるクライアントやサーバーからのタイムスタンプ発行要求を一元管理する仕組みを用いる。利用可能な頻度は1秒間1スタンプで、それ以上の発行能力が必要な際は、定額制サーバー1台あたり最大5スタンプまで拡張できるようにした。 価格は1秒間に1スタンプの基本料金が240万円/年（税別）で、1秒間1スタンプの能力増強が240万円/年（同）。プリペイドサービスでは1スタンプあたり10円での提供となっているので、2万件/月を超えるとメリットが生まれるという。なお定額制サーバー構築用のソフトは無償で提供する。 PFUでは、今後2年間で5億円の販売を見込む。 ■ ＵＲＬ 株式会社PFU http://www.pfu.fujitsu.com/ プレスリリース http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new060914.html ■ 関連記事 ・ PFU、電子化文書の信頼性を高めるタイムスタンプサービスを9月より提供（2004/06/21）
（ 石井 一志 ）
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