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CA、特権ユーザーも管理可能なOS向けアクセス管理製品の最新版


eTrust Access Control r8.0 SP1

アクセス制御の設定画面
 日本CA株式会社は9月25日、アクセス管理ソリューションの最新版「eTrust Access Control r8.0 SP1」を発表した。価格は、52万4000円から。同日より出荷を開始する。

 Access Controlは、サーバー上のリソースに対し、アクセスポリシーを容易に設定・制御できる製品。どのリソースに対して、誰が、どの端末から、どのプログラムを用いて、いつアクセスしたかといった詳細なアクセスログを取得することが可能。特に、rootやAdministratorなどの特権アカウントに対しても、アクセス権限の制限や操作履歴の取得が可能な点が特長となっている。マルチプラットフォームに対応しており、ポリシーの設定からアクセス権の付与・管理、モニタリングまでを一元管理することが可能。

 最新版では、最新OSへの対応や仮想環境サポートなどを実現。また、日本語版への対応強化や各国語版への対応など、ローカライズを促進している。そのほか、OS標準のインストールパッケージのサポート、パスワード管理の強化、AES暗号化対応などの機能強化が図られている。

 対応OSは、Windows(Windows 2000/Serve 2003/XP)、UNIX(AIX、HP-UX、HP-UX on Itanium、Solaris、Solaris on AMD64/Intel64)、Linux(Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux)。


代表取締役社長の根塚眞太郎氏
 同社代表取締役社長の根塚眞太郎氏は、「今回発表したAccess Controlは、ITの基盤となるOSのアクセス管理を実現する製品で、企業のコンプライアンス実現の第一ステップに相当するもの。CAでは、Access Control以外にも、アクセス制御やセキュリティ管理の製品を持っており、今年度はこうしたIAM(Identity and Access Management)およびSIM(Security Information Management)製品を大・中規模企業向けにフォーカスして展開する」と説明。従来直接販売が中心であった営業戦略においても、パートナーとの協業関係を強化し、パートナー経由での販売に力を入れていくとした。



URL
  日本CA株式会社
  http://www.caj.co.jp/
  プレスリリース
  http://www3.ca.com/jp/press/PressRelease.aspx?CID=93253


( 福浦 一広 )
2006/09/25 13:34

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