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CTCSP、検疫機能を追加したIPSアプライアンスを発売


 シーティーシー・エスピー株式会社(以下、CTCSP)は9月25日、米ForeScout Technologiesのセキュリティアプライアンス「CounterACT」を販売開始すると発表した。

 CounterACTは、従来製品「WormScout」の持つIPS機能に加えて、検疫ネットワークを構築する機能を備えたアプライアンス。クライアントPCがネットワークへ接続する際に、OSのパッチやウイルス対策ソフトのパターンファイルなどを確認し、それらの状況が企業のセキュリティポリシーに違反しているPCに警告を与えることができる。またスイッチとの連携で、VLANの変更、ポートのシャットダウンを行って、違反PCをネットワークから閉め出すことも可能だ。

 CounterACTでは独自の検出技術を搭載することで、この検疫機能を、ネットワークの構成変更や、クライアントPCへのエージェントソフトインストールをせずに実現できる。さらに、WormScoutが搭載していたシグネチャレスIPS機能を引き続き備えており、ウイルス、ワームのネットワーク内への拡散を防止できるとのこと。

 価格は、Fast Ethernet対応版が265万円(税別)、Gigabit Ethernet対応版が585万円(同)。CTCSPでは初年度50台の販売を見込む。



URL
  シーティーシー・エスピー株式会社
  http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/


( 石井 一志 )
2006/09/25 18:02

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