株式会社NTTPCコミュニケーションズは9月26日、リスクマネジメント市場への参入を表明、脆弱性診断サービスおよび資産管理サービスを10月16日より開始すると発表した。
同社が提供を予定しているリスクマネジメントサービスは、今回発表された脆弱性診断サービス、資産管理サービスのほか、F/W運用管理、ウイルス監視、アクセス管理、ポリシー策定、情報漏洩対策、侵入検知などのセキュリティサービスの運用管理を同社が代行するもの。
今回発表された脆弱性診断サービスは、顧客企業のネットワークに接続されたサーバーやクライアントPC、ネットワーク機器などの脆弱性を診断し、レポートするサービス。脆弱性は常時検査を行い、危険性の高いものに関してはメールにより通知を行う。また、サーバーやPCにインストールされているアプリケーションの種類やバージョン、OSの種類やバージョンの特定も行える。診断結果は被害度合いの強さを数値化して視覚的に判断できる形でレポートするため、対策の優先順位付けも行いやすいとしている。価格は、1端末あたり315円/月。
資産管理サービスは、顧客企業のネットワークに接続された端末を定期的に検出し、資産台帳データとの照合結果をポータルサイトで通知するサービス。資産台帳との照合の結果、不正PCと判断した場合は、メールによる通知が行われる。価格は、1端末あたり315円/月。
■ URL
株式会社NTTPCコミュニケーションズ
http://www.nttpc.co.jp/
プレスリリース
http://www.nttpc.co.jp/press/html2006/20060926.html
( 福浦 一広 )
2006/09/26 18:33
|