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マイクロソフト、緊急の修正プログラムを公開-VMLの脆弱性に対応


 マイクロソフト株式会社は9月27日、Windowsに関する緊急の修正プログラム「MS06-055」を1件公開した。

 今回、緊急公開された「MS06-055」は、Windowsに実装されたVML(Vector Markup Language)に存在する脆弱性に対応した修正プログラム。VMLは、Web上でベクタグラフィックスを表示するためのXMLベースの言語。このVMLにリモートでコードが実行される脆弱性が存在するために起こるもので、攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性がある。深刻度はもっとも高い「緊急」。

 対象は、Windows 2000 SP4/XP SP1以降/XP Professional x64 Edition/Server 2003(SP1含む)/Server 2003 R2/Server 2003 for Itanium-based Systems(SP1含む)/Server 2003 x64 Edition。

 この修正プログラムは、Windows Update、Microsoft Update、または同社ダウンロードセンターから入手できる。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  Vector Markup Languageの脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS06-055)
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-055.mspx


( 福浦 一広 )
2006/09/27 09:09

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