エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(NTTソフト)は9月27日、ファイル/フォルダ暗号化ソフト「CipherCraft/File」の新版「同 2.0」を、10月1日より販売開始すると発表した。
CipherCraft/Fileは、ファイル/フォルダの暗号化・復号を行うソフト。これを用いてファイル/フォルダを暗号化すると、許可されたユーザー間のみでのみ閲覧が可能になるため、USBメモリやCD-ROMなどの外部記憶媒体に重要なデータをコピーしても、情報漏えいの危険なく、安全に情報を持ち運ぶことができるという。
今回の新版では、従来のCipherCraft/Fileと、パスワード暗号化製品「CipherCraft/File Lite」を統合。従来サポートしていた公開鍵暗号に加え、復号時に特別なソフトを利用しない、自己復号型のパスワード暗号が可能になった。これによって、受け取り側の環境やセキュリティレベルに合わせた柔軟な利用を行えるという。また、暗号化と同時に圧縮する機能も追加されている。
対応OSは、Windows XP/2000。価格は、1ユーザーあたり1万円(税別)からで、10ライセンスから利用できる。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
http://www.ntts.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2006nr/060927_NR.html
( 石井 一志 )
2006/09/27 18:45
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