日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は10月5日、USBメモリからの情報漏えいを暗号化・編集保存制御により防止するソフト「秘文AE CopyGuard Professional」を発表した。従来製品「秘文AE CopyGuard」の機能を強化した製品。同日より販売を開始する。
秘文AE CopyGuardは、USBメモリにインストールすることで、USBメモリに保存されるMicrosoft Office文書を暗号化して保護するソフト。編集は専用ツールのみで行え、そのUSBメモリにのみ保存が許可される仕組みを採用することで、情報漏えいが防止できるとしていた。
今回提供される秘文AE CopyGuard Professionalでは、クライアントPCから外部記憶媒体への持ち出しを制御する「秘文AE Information Fortress」と併用することで、秘文AE CopyGuard Professionalインストール済みUSBメモリ(ユーザー用USBメモリ)にのみ、社内からデータを持ち出せるようにすることができる。
また、このUSBメモリへの持ち出し、持ち出した先でのデータ編集、編集後の持ち込みといった作業の操作ログも取得可能。秘文MEシリーズとの併用を行うことで、持ち出しログ管理を簡単に実現できるようになるという。
価格は1ライセンスあたり2万1000円。1ライセンスにつき、ユーザー用USBメモリを1本作成できる。また利用に際しては秘文AE Serverが必要になる。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News407.html
( 石井 一志 )
2006/10/05 17:05
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