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NTTコムウェア、フィッシング対策ASPサービスの新版－セキュリティと利便性を強化 |
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エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社（以下、NTTコムウェア）は10月10日、フィッシング対策ソリューション「PHISHCUT」のセキュリティ機能を強化した新版を、同日より販売開始すると発表した。 PHISHCUTは、電子透かしを利用してフィッシング詐欺を防止するASPサービス。インターネットバンキングなどのWebサイトに電子透かしを埋め込んでおき、利用者がWebサイトからログインIDやクレジットカード番号などの重要な情報を送信する際に、NTTコムウェアの認証システムが、Webサイトが本物かどうかを判断する仕組み。情報は正当なWebサイトと認められた場合にのみ送信される。 今回NTTコムウェアでは、「重要情報自動登録機能」をPHISHCUTに追加した。従来は保護したい重要情報をユーザー自身が登録しなくてはならなかったが、この機能によって、企業が指定した項目が自動的に重要情報として登録されるようになり、利便性が向上している。 また、電子透かしのある疑わしいWebサイトにアクセスする場合、従来は利用者がデータ送信をしようとする時点ではじめて警告を出していた。新版ではこれをあらため、Webサイトにアクセスした時点で正規のサイトかどうかを画面上にアイコンで表示するようにしている。情報送信時の警告も引き続き行われるため、二重のチェックが可能になるという。 あわせて、Webサイトの検証結果、フィッシングサイトの疑いのあるサイトの情報を収集して、契約企業に提供するオプション機能も追加されている。 PHISHCUTの価格は25万円/月から。 ■ ＵＲＬ エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 http://www.nttcom.co.jp/ ニュースリリース http://www.nttcom.co.jp/news/pr06101001.html ■ 関連記事 ・ NTTコムウェア、電子透かしを利用したフィッシング対策ASPサービス（2006/03/13）
（ 石井 一志 ）
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