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三菱電機、業務システムに組み込み可能な自己解凍型暗号ファイルの自動生成ソフト


 三菱電機株式会社は10月25日、「三菱ファイル暗号ソフトウェア MistyGuard<CRYPTOFILE 自己解凍型暗号化コマンド>」を発表した。10月26日より販売を開始する。製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社が担当する。

 CRYPTOFILE 自己解凍型暗号化コマンドは、パスワードの入力のみでソフトウェアなしに復号できる自己解凍型暗号ファイルを自動的に生成するソフトウェア。暗号アルゴリズムには、128ビットブロック暗号「Camellia」を採用。業務システムに組み込んで利用できるのが特徴で、業務システム側で文書ファイルを自己解凍型暗号ファイルに変換することが可能。またEXE形式で提供されることから、定型業務のバッチ処理や複雑なシステム開発まで、柔軟に対応できるのも特徴となっている。

 対応OSは、Windows 2000 Server SP4以降およびWindows Server 2003 Standard Edition。暗号ファイルの復号化に対応するOSは、Windows 98 SE/Me/NT Workstation 4.0 SP6以降/2000 Professional SP4以降/XP SP1。価格は、472万5000円。同社では、2008年3月までに100セットの販売を目標としている。



URL
  三菱電機株式会社
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/


( 福浦 一広 )
2006/10/25 13:54

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