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新開発されたエリア型指紋認証モジュール
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日本電気株式会社(NEC)は11月8日、指紋認証モジュール2製品を販売開始すると発表した。出荷は12月1日より開始される予定。
今回発売されたのは、1000dpiのエリア型高精度センサーを搭載した製品と、ライン型センサーを搭載した製品。モジュール内に専用CPUを内蔵しており、モジュール内での指紋登録と照合が可能になっているほか、センサー部と専用CPUを搭載した認証部を分離させた設計を採用し、装置への実装を容易に行えるという。
製品はいずれも、独自開発の指内散乱光直接読取方式を採用し、指紋認証装置の利用で課題とされる、乾燥指や湿潤指なども確実に読み取れるとのこと。また、米政府の指紋認識率評価プロジェクトで1位を獲得した照合アルゴリズムによって、ID番号を併用せず、指紋だけでの認証を実現した。
価格は、エリア型センサーの開発サンプルが10万円、製品版(20個)が76万6000円。またライン型センサーの開発サンプルが8万4700円、製品版(20個)が46万円。なお、製品版購入には開発サンプルの購入が必須で、秘密保持契約の締結も必要になっている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0611/0802.html
( 石井 一志 )
2006/11/08 17:41
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