Enterprise Watch
最新ニュース

RSA、3つの認証方式に対応したサービス事業者向け認証ソリューション


 RSAセキュリティ株式会社は、オンラインサービス提供者向けセキュリティソリューション「RSA Adaptive Authentication for Web」を11月30日より提供を開始したと発表した。

 RSA Adaptive Authentication for Webは、同社のワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」と、「リスクベース認証」「ユーザーによるサイト認証」に対応した認証強化ソリューション。これらの認証方式は、単独もしくは組み合わせて利用することが可能。

 リスクベース認証は、利用者のアクセス状況や行動パターンなど複数の項目をサーバー側でリアルタイムに判定することで、正規の利用者か否かを検証する方式。正規の利用者でないという疑いがあった場合、追加認証を実施することで不正アクセスを防止する。

 ユーザーによるサイト認証は、オンラインサービスにアクセスする際、利用者がサービス利用登録時に指定したイメージ画像をサイトに表示することで、サイトの真正を確認する方式。これにより、利用者は安心感を持ってパスワード入力できるとしている。

 同社では、インターネットバンキングやオンライントレードなどを提供する金融機関、オンラインショッピング事業者などを対象に、今後3年間で150社以上での採用を目指すとしている。



URL
  RSAセキュリティ株式会社
  http://www.rsasecurity.co.jp/


( 福浦 一広 )
2006/12/01 12:43

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.