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アークン、P2Pソフトへの対応を強化したマルウェア対策ソフト最新版


管理コンソール画面
 株式会社アークンは12月5日、マルウェア対策ソフトの最新版「AntiMalware v5」を発表した。2007年1月に販売を開始する。価格は未定。

 AntiMalwareは、悪性コード、スパイウェアなどの不正プログラム、ウイルス、ワームといったマルウェアに対応した法人向けマルウェア対策ソフト。海外産のマルウェアに加えて、国産のマルウェア対策を強化しているのが特徴。最新版では、P2Pソフトなど使い方によっては正規にも不正にも利用できるグレーツールの検知・処理や、クライアント管理機能が強化された。

 グレーツールの検知・処理では、P2Pソフトの対応範囲を150種類、6000シグネチャ以上に拡張。また、商用キーロガーやhostsファイル改変マルウェアにも対応した。そのほか、カテゴリ別の検知対象/対象外の任意選択と除外設定機能に、付属の専用クライアント管理ツールの処理設定とを組み合わせることで、企業の運用ポリシーに沿ったセキュリティ管理を行うことも可能。

 クライアント管理ツール「AntiMalwar Manager」では、管理者管理ツールのアクセス権限をレベル化。これにより、システム管理者・グループ管理者・監査人など各業務を区別した管理が可能。また、クライアントユーザーでのプログラムのアンインストールやポリシー設定変更の可否を設定することもできる。

 対応システムは、クライアントプログラムがWindows 98 SE/Me/2000/XP/2000 Server/Server 2003。クライアント管理サーバーは、Red Hat Enterprise Linux、Windows 2000/XP/Server 2003。クライアント管理サーバーには、Webアプリケーション(JAVA 2SDK1.4.2/Resin 3.0)、データベース(MySQL 4.0/5.0)が別途必要。



URL
  株式会社アークン
  http://www.ahkun.jp/
  プレスリリース
  http://www.ahkun.jp/company/nr20061205.html


( 福浦 一広 )
2006/12/05 18:00

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