マクニカネットワークス株式会社は12月14日、機密コンテンツフィルタリングアプライアンス「CI Appliance 1500」を販売開始すると発表した。
CI Appliance 1500は、米CodeGreen Networksが開発したコンテンツフィルタリング製品。メール、Web、FTP経由で外部へ送信されるトラフィックデータから、機密コンテンツが流出するのを防止できるという。具体的には、機密コンテンツの中身を複数パターンのハッシュとして記憶するフィンガープリント技術を用いて、コンテンツの検出およびブロックを行う。ブロックはメールのみに対応するが、Web、FTPも今後対応する予定。
また、複数パターンハッシュとして記憶することで、ファイル形式やファイル名が変更されたデータや、元データからのコピー&ペースト部分といった派生物もフィルタできるとのこと。対応ファイルはPDF、圧縮ファイル、CADデータなど380種以上。Documentum、Stellentのコンテンツ管理システムとのシームレスな連携もサポートする。
ラインアップには、ユーザー数に応じて、3種類を用意した。価格は、ユーザー数250までのモデルが661万5000円、ユーザー数1000までのモデルが1312万5000円、無制限モデルが2625万円、となっている。
■ URL
マクニカネットワークス株式会社
http://www.macnica.net/
プレスリリース
http://www.macnica.co.jp/release/detail.html?press_release.press_tmp[id]=327.3
( 石井 一志 )
2006/12/14 18:22
|