Enterprise Watch
最新ニュース

ハイパーギア、Webページの印刷や画面キャプチャを禁止する情報漏えい防止ソフト


 株式会社ハイパーギアは12月27日、Internet Exproler 7.0対応の情報漏えい防止ソフトウェア「HG/WEB Defender 1.2」を発表した。出荷開始は12月下旬を予定。

 HG/WEB Defender 1.2は、特定のURLに対して画面キャプチャやマウスの右クリック操作の禁止や、Webブラウザメニューの制御、キャッシュファイルの削除などを行える製品。Windows標準の画面キャプチャを禁止できるほか、クリップボードを利用しないような専用の画面キャプチャソフトにも対応。そういったソフトを自動で検出してリスト登録する学習機能も備えている。また、静的なWebページだけでなく、ASP、JSP、CGI、PHPなどで生成される動的ページを保護することも可能。

 HG/WEB Defender 1.2では、こうした機能をActiveX用のObjectタグを埋め込むだけで実現できる。そのため、専用のハードウェアやサーバーを必要とせず、既存のWeb環境を維持したまま手軽に導入できるという。

 ライセンスは保護するURL単位での発行となり、クライアント数には左右されない。価格は、保護ページに対して、表示あるいは印刷のみ許可するといった簡単な制限が可能なStandardライセンスが210万円/URL。保護ページに対して、印刷、保存、編集抑制など細かく制限がかけられるEnterpriseライセンスが315万円/URL。どちらも2ライセンス目以降は半額となる。

 ハイパーギアでは、初年度50ライセンスの販売を見込む。



URL
  株式会社ハイパーギア
  http://www.hypergear.com/


( 川島 弘之 )
2006/12/27 15:31

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.