Enterprise Watch
最新ニュース

サイボウズに特化した情報漏えい対策ソフト、印刷やキャプチャを制限


製品を導入した際の画面イメージ。右クリックメニューの中の「ソースの表示」や「印刷」といった項目がブラックアウトしており、利用できなくなっている
 株式会社トリニティーセキュリティーシステムズは1月24日、Webアプリケーションからの情報漏えいを防止するためのソリューション「Pirates Buster for Active WebPage」(以下、PB for AWP)のラインアップを拡充すると発表した。新たに提供されるのは、グループウェア「サイボウズシリーズ」に対応した製品。

 PB for AWPは、動的に生成されるHTMLを含めて、Webブラウザに表示されている情報や画像の不正利用を防ぐソフト。現在稼働中のシステムに手を加えることなく導入でき、運用管理に手間をかけずに、情報を保護できるという。

 今回発売される新製品では、グループウェアのサイボウズに対応。導入した環境において、保存、印刷、コピー、キャプチャなどを制限できるため、社員名簿や個人のスケジュールといった情報が外部に漏えいするのを防止できるという。

 製品は、「サイボウズOffice 6」に対応した「PB for AWP サイボウズ Office版」と、「サイボウズ ガルーン」「同 2」に対応する「PB for AWP サイボウズ ガルーン版」の2つが用意された。価格は、前者が10ユーザーで2万3940円(税別)から、後者が50ユーザーで18万円(同)から。



URL
  株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ
  http://www.trinity-ss.com/
  ニュースリリース
  http://www.trinity-ss.com/topics/070124_pbawp_s.html

関連記事
  ・ トリニティー、Webアプリケーションからの情報漏えいを防ぐ「PBforAWP」新版(2006/11/29)


( 石井 一志 )
2007/01/24 16:47

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.