サン・マイクロシステムズ株式会社(サン)は、アイデンティティ(ID)管理ソリューションの新版「Sun Java System Identity Manager 7.0 日本語版」を発表した。同日より販売を開始する。価格は2200万円から。
Sun Java System Identity Managerは、企業内における業務システムのID情報を一元管理するためのソフト。システム間でID情報を同期させることができるため、連携しているシステムで情報が変更されると、別のシステムにリアルタイムで反映することができる。
新版では、監査機能を持つ「Sun Java System Identity Auditor」と、大規模システムでの利用を想定した「Sun Java System Identity Manager Service Provider Edition」の機能を統合。企業レベルでのルールやポリシーを、プロビジョニングのプロセスとID監査のプロセスに適用できるようになった。
また、ID管理のプロビジョニング、監査、大規模システムでの利用の各局面で、管理ポリシーの運用と監査の実施をシームレスに行うことになるため、プロビジョニングとID監査に伴うコストの削減やコンプライアンスの自動化などを可能にするとしている。
価格は2200万円から。Identity Manager、Identity Auditor、Identity Manager Service Provider Editionを個別に導入した場合は5750万円からとなるため、大幅にコストの削減が可能になったとのこと。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2007/0124_1.html
( 石井 一志 )
2007/01/24 17:46
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