セキュアコンピューティングジャパン株式会社は2月5日、統合型Webゲートウェイセキュリティアプライアンスの新版「Webwasher 6.5」を発表した。
Webwasherは、ウイルスやスパイウェア、スパムなどの外部脅威への対策、ならびにURLフィルタリングなどを実現する統合型のWebセキュリティアプライアンス製品。
今回の新版では、URLフィルタリング機能にグローバル・レピュテーション機能が搭載された。これは、送信元IPアドレスやドメインをダイナミックにスコアリングするもの。URLのブラックリストのみでフィルタリングを行うのではなく、Webコンテンツ(メッセージ、添付ファイル、画像)などにマルウェアが潜む可能性をスコアリングし、そのスコアに基づいてフィルタリングを実行する機能だ。この機能に加えて、ActiveXや各スクリプト、Javaコンテンツなどを検査するリアルタイムアンチマルウェア機能を組み合わせることで、Webサイトに悪質なコードが紛れ込んでいないか、確実にチェックすることが可能という。
また、運用管理の簡素化も図られた。リアルタイムに危険監視とレポーティングを行う「Security Dashboard」により、状況の確認が随時行えるほか、運用環境のサマリーレポートや各機能別のスナップショットが確認できるとのこと。
■ URL
セキュアコンピューティングジャパン株式会社
http://www.securecomputing.co.jp/
( 川島 弘之 )
2007/02/05 16:45
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