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マスターキー付き暗号化ソフトの上位版、HDD・フォルダ単位の暗号化も可能に |
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株式会社オーク情報システム（以下、オーク情報）と北陸日本電気ソフトウェア株式会社（以下、NECソフト北陸）は2月5日、マスターキーの概念をもつ暗号化ソフト「CyberCrypt」の上位版、「CyberCryptPro」を発表した。同日より出荷開始で、価格は35万円（50ライセンス）から。CyberCryptを既に利用している場合は、15万円（50ライセンス）からに割引される。 CyberCryptは、マスターキーという概念を持った暗号化ソフトウェア製品。企業ごとに1つのマスターキーが提供され、これを利用すれば、その企業内で暗号化されたすべての情報を復元することが可能。日本版SOX法が要求する内部統制にも有効なソリューションだとする。 上位版となるCyberCryptProでは、ファイル単位の暗号化機能に加えて、HDD・フォルダ単位での暗号化に対応。内部HDDの指定フォルダを暗号化したり、外部HDDへデータを書き込み・読み込みする際に自動で暗号化することが可能となった。このため、USBメモリ紛失による情報漏えい対策にもなり得るとする。 なお、従業員が暗号化したすべての情報を復号する「企業マスターキー」のほか、部署ごとの「所属マスターキー」も利用可能。 オーク情報とNECソフト北陸の両社では、年間2万ライセンス、1億円の出荷を目指すとした。 ■ ＵＲＬ 株式会社オーク情報システム http://www.oakis.co.jp/ 北陸日本電気ソフトウェア株式会社 http://www.hnes.co.jp/ プレスリリース http://www.hnes.co.jp/press/press_20070205.jsp
（ 川島 弘之 ）
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