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センドメール、レピュテーションフィルタに対応したメールトラフィック制御ソフト新版


 センドメール株式会社は2月7日、メールゲートウェイフィルタソフトの新版「Mailstream Flow Control 2.0」を発表した。

 Mailstream Flow Controlは、DDOS攻撃やアドレスハーベスティング(不正アドレス収集)攻撃などから、メールシステムを防御するソフト。特定のホストからの異常な接続を検知して、自動的に接続拒否、通数制限、接続数の制限などを行い、メールサーバーを保護する。

 今回の新版では、IPアドレスベースのレピュテーション(評判)データに基づいて、迷惑メールをフィルタリングする機能が追加された。これを利用すると、過去数時間以内に迷惑メールを送信した可能性のあるホストなどのIPアドレスをフィルタが判別して、該当するホストからの接続を拒否したり、メールを破棄したりできる。

 また、Flow Controlフィルタが攻撃を検知した際に、ファイアウォールをリモート制御して攻撃元からの通信を動的に制御する機能と、エラーメールの受信制限機能が追加された。あわせて、レポート機能の強化なども行われている。

 センドメールでは、今回の新版と、最新版メール配信サーバー「Mailstream Switch MTA 3.2」とを組み合わせ、メールゲートウェイソリューション「Mailstream Guardian」として販売を進めるする考え。また、既存メールシステムのセキュリティ強化ソリューションとしても積極的に提案する。

 Mailstream Guardianについては、初年度30システムの販売を見込む。



URL
  センドメール株式会社
  http://www.sendmail.co.jp/
  プレスリリース(PDF)
  http://www.sendmail.co.jp/company/press/pdf/070207_FlowControl.pdf


( 石井 一志 )
2007/02/07 12:05

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