エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(NTTコムウェア)は2月8日、指紋認証管理サーバーの新版「e-UBF Server Ver.3」を発表した。同日より販売を開始する。
e-UBF Serverは、NTTコムウェアが展開しているエンタープライズ指紋認証ソリューション「e-UBFシリーズ」のコンポーネントの1つ。同シリーズでは、認証機器に、指表面の凹凸断面を数値化して高速認証を行う「周波数解析方式」を採用しており、高い認証精度を実現しているのが特徴。その中でe-UBF Serverは、指紋認証データの管理などを担当している。
今回の新版では、すでに対応済みの認証装置「e-UBF Unit」以外に、レノボのノートPC「ThinkPad」へ指紋認証機能を組み込んだ「ThinkPad e-UBF Model」や、指紋認証機能付きUSBメモリ「e-UBF mini」の指紋認証も、サーバーで一括管理できるようにした。また、指紋情報が登録されていないユーザーに対しては、パスワードによるWindowsログオンを禁止する機能も搭載され、さらにセキュリティを高められるとのこと。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
http://www.nttcom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr07020801.html
( 石井 一志 )
2007/02/08 16:15
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