エヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ株式会社(NTTデータ・セキュリティ)は2月22日、情報漏えい対策ソフトウェア「TotalSecurityFort」をベースにしたパッケージ製品、「TotalSecurityFortスモールスタータキット」(以下、スモールスタータキット)を発表した。同日より販売を開始する。
TotalSecurityFortは、セキュリティポリシーを設定し、それに沿ってシステム運用を制御することで、情報漏えいの防止を図るソフトウェア。台湾のFineArt Technologyが開発している。今回発売されるスモールスターターキットでは、基本となるソフトウェアコンポーネントと、サーバーハードウェア、設定コンサルティング、サポートがパッケージ化されており、標準価格より最大40%安価に導入できるという。また、基本設定を含む構築を最短1日という短期間で行える点も特徴とのこと。
同キットで利用可能なのは、セキュリティポリシー管理、Winny起動制限、ファイル暗号化、情報持ち出し時の上司による承認とログ記録、PCのファイル操作ログ取得、指定行為の警告、スクリーンキャプチャやプリンタの使用制限、といった各機能。オプションモジュールの追加により、メールログ取得などのネットワークセキュリティ機能、ソフトウェア起動制御などのソフトウェアセキュリティ機能、ソフトウェア・ハードウェアの資産管理機能も追加できる。
価格は、50ユーザー版が198万円(税別)、100ユーザー版が249万8000円(同)。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ株式会社
http://www.nttdata-sec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttdata-sec.co.jp/news/20070222.html
( 石井 一志 )
2007/02/22 17:18
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