株式会社インテックは2月26日、中小規模ユーザー向けの高速ログ検索システム「快速サーチャー ログ検索ソリューション for LanScope Cat Standard Edition Lite」(以下、Standard Edition Lite)を発表した。同日より販売を開始する。
快速サーチャー ログ検索ソリューション for LanScope Catは、ネットワークセキュリティ管理ソフトで取得したログを、暗号化してアーカイブし、高速で検索できるようにした製品。エムオーテックス製の「LanScope Cat」に対応している。製品ラインアップには、1000ユーザー以上の企業に向けたEnterprise版、それ以下のユーザー向けのStandard版を用意していたが、今回は200~300ユーザー規模での利用に向いた製品を発売した。
そのStandard Edition Liteでは、LanScope Catから出力される6種類のログを取り込み可能。LanScope Catに合わせて調整を済ませてあるため、導入時に特別な作業が不要な点も特徴で、ログを取得するスケジュールを登録すれば、自動的にデータベースを作成できるという。暗号化は128ビットのAESに対応。1000万件のログから、該当するレコードを数秒で検索できるとのこと。
価格は68万円(税別)で、3月28日までは、49万8000円(同)のキャンペーン価格で提供する。インテックでは、初年度200セットの販売を見込む。
■ URL
株式会社インテック
http://www.intec.co.jp/
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( 石井 一志 )
2007/02/26 14:21
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