大日本印刷株式会社(以下、DNP)は3月5日、非接触ICカードを利用したPC不正利用防止ソリューション「エンドポイントセーバー」の新版、「同・プラス」をアイベクス株式会社と共同で開発。4月1日から販売開始すると発表した。
エンドポイントセーバーは、非接触ICカード「FeliCa」とPINによる二要素認証により、PCの不正利用を防止するセキュリティソリューション。離席時にICカードを取り外すと、即座に画面表示を停止する「スクリーンロック機能」も備える。
新版では、PC利用者の操作ログ管理機能が追加された。これにより、強固な認証機能に加え、「だれが」「いつ」「どのソフトウェアを利用したか」という管理が可能になる。操作ログは暗号化され、管理者のICカードでのみ復号可能、管理者へのなりすまし行為などへの配慮もなされている。
動作環境は、Windows 2000/XP Professional。HDDは128MB以上必要。
価格は、ソフトウェアライセンスが4000円(税別)。ICカード、カードリーダーライターを含む導入コストは、500人規模の企業の場合で400万円程度とのこと。DNPでは、3年間で2億円の売り上げを見込む。
■ URL
大日本印刷株式会社
http://www.dnp.co.jp/
アイベクス株式会社
http://www.ivex.jp/
( 川島 弘之 )
2007/03/05 17:50
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