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ノートン 360
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株式会社シマンテックは3月6日、統合型セキュリティソフトの最新製品「ノートン 360」を発表した。同日よりオンラインの「シマンテックストア」でダウンロード販売を、3月23日より全国の量販店で一般販売を開始する。
ノートン 360は、ウイルス・スパイウェア検知やファイアウォール、侵入防止などの「PCセキュリティ」と、フィッシング詐欺防止などの「トランザクションセキュリティ」に、「バックアップ」「PCチューンナップ」などのPC管理機能を追加した統合セキュリティソフト。
PCセキュリティでは、従来製品の「ノートン・インターネットセキュリティ」の機能を継承しつつ、新たにビヘイビア(ふるまい)分析によるマルウェア検知機能「SONAR」を搭載。システム上の全プロセスについてスナップショットを作成し、疑わしいふるまいをするコードを検知することが可能になった。シグネチャによる対策と組み合わせることで、より高性能なマルウェア検知が実現する。
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トップ画面
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PCセキュリティ画面
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スキャンの選択画面
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トランザクションセキュリティでは、フィッシングサイトの検知やWebサイトの安全性を確認。URLやサイトの構成、またサイト上で登録した情報がどこへ送信されるかなど100以上のチェック項目によって、フィッシングサイトを検知する。
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フィッシングサイトの検知
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Webサイトの安全性を確認
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バックアップでは、「何を」「どこへ」「いつ」バックアップするかウィザードのように誘導することで、知識のないユーザーでもわかりやすいよう設計された。バックアップ先としては、内部・外部HDDやCD/DVD、USBメモリのほか、シマンテックが運用するオンラインストレージが選択できる。標準で2GBまで利用可能で、さらに追加ライセンスを購入して、容量を増やすことも可能。
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バックアップの設定画面
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バックアップ先の選択画面
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オンラインストレージのログイン画面
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米Symantecのコンシューマ事業部門 シニアプロダクトマネージャ、マーク・カノック氏
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PCチューンナップは、一時ファイルのクリーンアップやデフラグ機能などを提供するもの。組み込み型の接続ウィザード、自動化サポートツール、ステップバイステップのガイダンスなども併せて提供される。
同社では、セキュリティやバックアップの方法に詳しくないPC初心者をターゲットとみる。米Symantecのコンシューマ事業部門 シニアプロダクトマネージャ、マーク・カノック氏は、「初心者にとってセキュリティは難しいもの。複数の製品をメンテナンスするのは、実質的に不可能だ。そうした意味で、統合セキュリティを実現する同製品の訴求力は大きいはず」と説明。
また、オンラインでの個人情報登録に尻込みを見せるユーザーが増加していることにも言及し、「トランザクション機能によって、こうしたユーザーの信頼回復に貢献したい」(カノック氏)とした。さらに、「いままで一度もバックアップを行ったことがないユーザーにとって、最適なバックアップソリューションにもなるはずだ」と、魅力をアピールした。
こうした機能の拡張とともに、パフォーマンスの向上も設計方針の1つだったという。カノック氏によれば「同製品では、プロセス数は2つ、使用メモリ容量は7~10MBと非常にコンパクトに設計されている。これにより、レスポンスタイムやスキャン時間なども、業界平均を大きく上回る性能が実現できた」とのこと。
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PCチューンナップ画面
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パフォーマンスが大きく向上したノートン 360
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価格は、パッケージ版が1万290円/年。ダウンロード版が8190円/年。2年分の更新サービスが含まれたものが1万5330円/年。なお、個人・法人利用にかかわらず1ライセンスでPC3台まで使用可能。そのほか、追加オンラインストレージは5GBで3780円/年、10GBで6300円/年、25GBで8820円/年、100GBで3万5280円/年。
■ URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20070306_01
( 川島 弘之 )
2007/03/06 17:42
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