日本エフ・セキュア株式会社は3月15日、Windowsサーバー向け/クライアントPC向けウイルス対策ソフトの新版を発表した。今回発売されるのは、「F-Secureアンチウィルス Windowsサーバ版 Ver7」(以下、Windowsサーバ版)と「同 ワークステーション版 Ver7」(以下、ワークステーション版)の両製品。いずれも同日より出荷を開始する。
Windowsサーバ版はサーバー向け、ワークステーション版はクライアントPC向けのセキュリティソフト。ウイルス対策機能に加えてスパイウェア対策機能を備え、管理者向けの集中管理機能「F-Secureポリシーマネージャ」も搭載する。ウイルス対策では、4つのスキャンエンジンを搭載しており、高い検知能力を発揮可能だ。
今回の新版では、スパイウェアの検知・駆除を強化するため、2つのスパイウェア対策エンジンを備えたほか、ルートキット対策機能「F-Secure BlackLight」も新たに搭載した。またWindowsサーバ版では、新たにx64版へ対応している。
対応OSは、Windowsサーバ版がWindows Server 2003/2000 Server、ワークステーション版がWindows XP/2000 Professional。Windows Vistaには、6月提供予定の次期版からの対応を予定する。1台あたりの初年度価格は、Windowsサーバ版が5万円、ワークステーション版が9200円。契約台数に応じたボリュームディスカウントも用意されている。
■ URL
日本エフ・セキュア株式会社
http://www.f-secure.co.jp/
ニュースリリース
http://www.f-secure.co.jp/news/200703151/
( 石井 一志 )
2007/03/15 12:03
|