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NECソフト、メールフィルタリングと暗号化の連携ソリューション
NECソフト株式会社は3月19日、メールフィルタリング製品「GUARDIANWALL Ver7.0」とメール暗号化製品「PGP Universal」の連携ソリューションを発表した。「GUARDIANWALL+PGP」の名称で、同日より販売を開始する。
GUARDIANWALLは、メール送信前のフィルタリングと、送受信メールの保存を行うソリューション。一方のPGP Universalは、メールの暗号化と復号を行うゲートウェイソリューション。今回提供されるGUARDIANWALL+PGPでは、この両者を組み合わせ、機密情報を含むメールをゲートウェイで自動的に暗号化し、よりセキュアにメールをやりとりできる環境を整えるという。
具体的には、GUARDIANWALLによって、メールサーバーを通過するすべてのメールを検査し、保存。送信が許可されたメールのうち、個人情報や機密情報が含まれるメールを、PGP Universalを用いて暗号化してから送信する。こうした一連の作業は自動で行われるため、利用者には負担をかけずに運用可能だ。
また、暗号化はゲートウェイでメールデータの検査後に行われる仕組みを利用することから、クライアント側でメールを暗号化するソリューションと異なり、メール監査を阻害することもないとのこと。
価格は、50ユーザーで289万円(税別)から。NECソフトでは、今後3年間に関連する売り上げを含めて、約20億円の販売を見込む。
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URL
NECソフト株式会社
http://www.necsoft.co.jp/
ニュースリリース
http://www.necsoft.co.jp/press/2007/070319.html
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