三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は3月27日、米Voltage Securityのクライアント型暗号メール製品の新版「Voltage SecureMail Desktop v3.1」の国内販売を、3月28日から開始すると発表した。価格はオープン。また、NTTコミュニケーションズ株式会社の「OCN暗号メールサービス」にて、ASP型サービスとして本機能を提供する予定。
Voltage SecureMailは、暗号技術「IBE(Identity-Based Encryption)」を利用した暗号メール製品。同暗号技術では、メールアドレスなどの一意に識別可能な任意の文字列を公開鍵として利用することができるので、複雑な公開鍵を生成・管理する必要がないのが特徴。
新版では、送信許可リストに登録されていない宛先への暗号メールの送信を制限できる「送信許可リスト機能」が追加された。これにより、メールの盗聴による情報漏えいだけでなく、誤送信による漏えいリスクも低減することが可能。
稼働環境は、Windows 2000 Professional SP4/XP Professional SP2上で稼働する、Outlook 2002 SP3/2003 SP2/Express 6.0 SP1以降とのこと。
■ URL
三井物産セキュアディレクション株式会社
http://www.mbsd.jp/
ニュースリリース
http://www.mbsd.jp/newsrelease/pressrelease_20070327.html
( 川島 弘之 )
2007/03/27 19:09
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