インターネットセキュリティシステムズ株式会社(ISS)は4月2日、メールセキュリティアプライアンス「Proventia Network Mail Security System(以下、Proventia Network Mail)」を発表した。同日より販売を開始する。
Proventia Network Mailは、大規模ネットワークに対応した2Uラックマウント型の統合メールセキュリティアプライアンス。SMTP経由の攻撃に対応した不正侵入防御機能を搭載。ウイルスブロックでは、VPS(ウイルス・プリベンション・システム)による事前防御型の防御システムを採用。そのほか、オプションでパターンマッチ型アンチウイルスにも対応する。
アンチスパム機能では、カスタマイズ可能な分析モジュールを20以上用意。同社独自のスパムシグネチャベースに加えて、ベイジアンフィルタ、ヒューリスティクスなど複数の解析手法を利用することで、既知および未知のスパムメールを検出し駆除することができる。そのほか、日本語等のダブルバイトや画像埋め込み型のスパムにも対応している。
メール本文に含まれる特定語句の検知や添付ファイルの検知など、監査ポリシーを利用したメールの保存・アーカイブにも対応。運用面では、Webブラウザを用いた管理コンソールと、ISSの統合管理コンソール「Proventia Management SiteProtector」に対応している。
価格は、2500ユーザーの場合で317万円(税別)より。別途保守契約が必要。
■ URL
インターネットセキュリティシステムズ株式会社
http://www.isskk.co.jp/
プレスリリース
http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press07/network_mss_20070402.html
( 福浦 一広 )
2007/04/02 16:39
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