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ISSがPC向けセキュリティソフトの新版を発売、ウイルス対策エンジンが利用可能に


 インターネットセキュリティシステムズ株式会社(ISS)は4月17日、PC向けセキュリティソフト「Proventia Desktop Endpoint Security」の新版、「同 9.0」を発表した。ウイルス対策、スパイウェア対策の両エンジンが追加されたのが特徴。同日より販売を開始する。

 Proventia Desktop Endpoint Securityは、パーソナルファイアウォール機能、IPS(不正侵入防御機能)機能、バッファオーバーフロー防御機能、アプリケーション実行制御機能などを搭載したクライアントPC向けセキュリティソフト。危険と思われるプログラムをOSのメモリ上へ仮想的に展開して実行し、その挙動を解析する「VPS((ウイルスプリベンションシステム)」機能も利用できる。

 今回の新版では、新たにBitDefenderのウイルス対策/スパイウェア対策エンジンをオプションで搭載可能にした。これによって、単一のソフトを利用するだけで複数レイヤによるPC防御を実現できるようになったため、コスト、運用管理の面でメリットがあるとしている。またCisco NACへ対応したことに加えて、ISSのIPSアプライアンス「Proventia Network IPS」との連携による、通信制御機能も新たに備えた。

 価格は1ノードあたり6050円(25~49ノードの場合、税別)からで、別途保守契約が必要。なおウイルス対策/スパイウェア対策のオプションは、年間サブスクリプション契約で提供される。25~49ノードの場合は、1ノードあたり230円から。



URL
  インターネットセキュリティシステムズ株式会社
  http://www.isskk.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press07/proventia_20070417.html

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( 石井 一志 )
2007/04/17 12:35

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