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NTTデータ先端技術、Vistaやマトリクス認証に対応した検疫ネットワークソフト新版


 エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社(以下、NTTデータ先端技術)は4月23日、統合型検疫ネットワーク構築ソフトの新版「NOSiDE Inventory Sub System 2007」を発表した。同日より販売・出荷を開始する。

 NOSiDE Inventory Sub Systemは、クライアントPCのセキュリティポリシーへの適合状況をチェックするソフト。OSのパッチ適用が不完全など、不適切な状態のPCをネットワークから隔離することができる。また検疫機能をLANだけでなく、インターネットVPN接続時にも利用可能な点が特徴だ。

 今回の新版では、Windows Vistaに初めて対応し、実用性を高めた。また、マトリクス認証を利用したワンタイムパスワードソリューション「SECUREMATRIX」との連携をサポート。VPN接続利用時におけるセキュリティを強化できるようにした。さらに、互換性の問題などによりセキュリティパッチが適用できない特定の機器に対して、管理者へパッチ適用の除外申請をする機能を備えている。

 参考価格は、LAN向けパッケージが204万7500円(100クライアント)から、VPN接続向けパッケージが157万5000円(同時接続100ユーザー)から。NTTデータ先端技術は、今後3年間で10万ライセンスの販売を見込む。



URL
  エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
  http://www.intellilink.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.intellilink.co.jp/topics/07-04-23.html


( 石井 一志 )
2007/04/23 17:38

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