株式会社ヒューマンテクノロジーズは4月24日、指紋認証システムの新版「DigitalPersona Pro 4.1」を発表した。
DigitalPersona Proは、企業向けの指紋認証ソフト。Active Directoryに統合可能な点が特徴で、指紋データやセキュリティポリシーをWindows Serverで管理できる。指紋センサーは「U.are.U 4000」のほか、レノボ、デル、日本HP、東芝といったPCメーカーのノートPCに搭載されたものにも対応可能だ。
新版では、新たにRDP(リモートデスクトッププロトコル)をサポートし、Windowsのリモートデスクトップや、Citrix Presentation Serverを用いたシンクライアントシステムに対応している。また、共用PC向けの指紋認証システム「DigitalPersona Pro キオスク」が日本語へ正式対応したことにより、複数人で利用しているPCでも指紋認証を行えるようになった。
なお今回はあわせて、ノートPC向けの認証プログラムを一新。サポート対象でないノートPCであっても、規定の認証プログラムをパスすることで、迅速にライセンスが受けられるようにしたとのことである。
■ URL
株式会社ヒューマンテクノロジーズ
http://www.h-t.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/04/24 14:32
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