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ストレージ、フォルダ、デバイスなどに対してきめ細かくアクセス制限できるソフト


AccessBlocker EX

ストレージに関する設定画面

デバイスに関する設定画面
 株式会社ライフボートは5月21日、アクセス制限ツールの日本語版「AccessBlocker EX Version 3.0 with EagleEyeOS(以下、AccessBlocker EX)」、およびそのエントリーモデルとなる「AccessBlocker Version 3.0 with EagleEyeOS(以下、AccessBlocker)」の販売を開始すると発表した。6月22日からの提供予定。

 AccessBlockerは、PC、ユーザー、プロセス、デバイスごとに管理対象領域へのアクセス制御や隔離を行う情報漏えい対策ソフト。開発元はハンガリーのEagleEyeOS Commercial and Service Provider。

 具体的な機能としては、ストレージ、フォルダ、デバイスへのアクセスを柔軟に制限することが可能。OSから認識できるあらゆるファイルシステムおよび記録媒体へのアクセスを制限したり、特定の種類のストレージだけアクセスを許可するといったことができる。また、任意のフォルダに対する特定のプロセスからのアクセスを禁止したり、CD/HDDドライブなどのデバイスや各種インターフェイスの利用を制限することも可能だ。

 管理機能としては、指定イベント発生時に自動でスクリーンショットを保存する「スナップショット機能」や、ファイルアクセスのログを収集して、指定されたあて先にメール送信する機能を備える。特に情報漏えいに関係するイベントが発生した時に警告を出す機能にも対応している。

 AccessBlocker EXでは、これらの機能に加えて、隔離機能、ユーザーごとのアクセス制御機能、ならびにリモート接続によって複数のPCのセキュリティポリシーを一括管理する機能が利用可能。

 価格は、AccessBlockerが1万5540円、AccessBlocker EXが2万1000円。ライフポートでは、初年度1億円の売り上げを見込む。



URL
  株式会社ライフボート
  http://www.lifeboat.jp/


( 川島 弘之 )
2007/05/21 12:03

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