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日本エフ・セキュア、VMware上でも動作するスパム対策ゲートウェイ


 日本エフ・セキュア株式会社は5月30日、ウイルス・スパム対策製品「F-Secureメッセージゲートウェイ」を発表した。同日から販売を開始する。

 F-SecureメッセージゲートウェイはLinuxプラットフォーム上で動作するともに、仮想OSであるVMware上でも動作するウイルス・スパム対策用ゲートウェイ製品。VMware Server 1.0.1、VMware ESX Server 3.0.0/3.0.1に対応する。

 機能的な特徴としては、コンテンツの分類・分析用の機械的学習技術「MLXテクノロジ」により、メールに含まれる20万以上の構造およびコンテンツ属性を検査。スパムメールを高精度に検知、隔離することができるとともに、隔離されたメールの確認リストをユーザーに定期的に通知することもできる。そのほか、IPアドレスレベルでSMTP接続を監視し、疑いのある接続を自動的にブロックする「ダイナミックレピュテーション」や、パターンファイルが作成されていないウイルスの侵入を防ぐ「ゼロアワーウイルス対策」などの機能も備える。

 価格は、ユーザー数500以下で79万円(税別)、1000以下で138万円(同)、5000以下で300万円(同)など。日本エフ・セキュアでは、初年度100ライセンスの販売を見込む。



URL
  日本エフ・セキュア株式会社
  http://www.f-secure.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.f-secure.co.jp/news/200705301/


( 川島 弘之 )
2007/05/30 11:25

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