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紛失・盗難PCのデータを隠匿し、遠隔消去するサービス「トラストデリート ASP」
ワンビ株式会社は5月30日、紛失・盗難したPCのデータを遠隔から消去するASPサービス「トラストデリート ASP」を発表した。大塚商会が販売を担当し、6月4日から提供を開始する。
トラストデリート ASPは、紛失・盗難したPCのデータを不可視化して悪用を防ぐとともに、遠隔操作によってデータ消去を行う情報漏えい防止サービス。HDD内に保存されている個人情報や機密データを消去対象データとしてあらかじめ設定しておくことで、万が一の際に、遠隔からサーバーに指示を送るだけで消去することが可能になる。消去が完了すると、消去したファイル名や消去完了日時などの詳細情報をWeb上から取得することも可能だ。
PCがインターネットに接続された状態でないと遠隔から消去できないため、その場合の対策として、一定時間インターネットに接続がないと消去対象データを見えなくする「不可視タイマー機能」も備える。これによりインターネット越しに消去指示を送れない場合でも、第三者によるデータへの不正アクセスを防止することができる。その上で、インターネットへの接続を促すダミーアラートを表示することも可能。トラストデリート ASPのプログラム自体も、容易にアンインストールできないよう保護されるとのこと。
また、同サービスの利用期間中にPCを紛失し、新しいPCを購入した際には、1万円を見舞金として提供する保証サービスも併せて提供する。
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URL
ワンビ株式会社
http://www.onebe.co.jp/
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
ニュースリリース
http://www.onebe.co.jp/newsrelease/release070529.html
( 川島 弘之 )
2007/05/30 16:25
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