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東芝、検疫ネットワークや操作監視が行える中小向け統合セキュリティシステム


 株式会社東芝は6月4日、中小企業向けのPC統合セキュリティシステム「PC運用上手」を発表した。7月31日より販売を開始する。

 PC運用上手は、クライアントPCの操作監視・操作制御・検疫ネットワークなどのセキュリティ機能と、機器管理機能をオールインワンで提供するセキュリティシステム。ユーザー名や機器番号など必要事項を登録した設定ファイルを利用することで簡単にシステムの構築が行えるなど、ITの専門知識がなくても利用できるようになっているのが特長。

 操作監視機能では、フロッピーディスクドライブやCD/DVDドライブ、PCカード、USBなどのデバイスの使用状況や特定アプリケーションの実行、Webサイトへのアクセスなどの制御・監視が可能。また、社内LANに接続されるPCのOSパッチ、パーソナルファイアウォール、ウイルス対策ソフトなどの設定状況をチェックし、セキュリティレベルが低い場合にはLAN接続を制限する検疫ネットワーク機能も用意されている。資産管理機能では、BIOS情報などのハードウェアのインベントリ情報、OSやアプリケーションなどソフトウェアのインベントリ情報を定期的に収集して一元管理することができる。

 管理対象PCのOSは、Windows 2000 Professional/XP Professional/Vista。アプライアンスサーバーとクライアントライセンス(30ライセンスから)で構成され、価格は、102万9000円から。なお、価格には初年度の保守運用サービスも含まれている。



URL
  株式会社東芝
  http://www.toshiba.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_06/pr_j0401.htm


( 福浦 一広 )
2007/06/04 13:34

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