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マイクロソフト、6月の更新プログラムは“緊急”含む6件を予定

今月から事前情報の内容がより詳細に

 マイクロソフト株式会社は6月8日、13日に予定されている月例の更新プログラムに関する事前情報を公開した。それによると、公開予定のセキュリティ更新プログラムは6件。うち、最大深刻度がもっとも上の「緊急」が4件含まれる。

 同社によると、公開されるセキュリティ更新プログラムは、Windows関連が5件(緊急4件、警告1件)、Office関連が1件(重要1件)となっている。またあわせて、「Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新版をリリースする。

 今月から事前情報の内容がより詳しくなっており、セキュリティ情報ごとの深刻度を個々に記載するとともに、関連する製品バージョンも明記されている。また、従来の事前情報では省かれていた「脆弱性の影響」や「影響を受けるソフトウェア」についても、更新プログラム公開時に公表されているセキュリティ情報と同等の内容が公開されている。なお、更新プログラムのタイトルに関しては、これまでと同様に事前情報の段階では明記されていない。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx

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( 福浦 一広 )
2007/06/08 13:53

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