マカフィー株式会社は6月14日、中堅・中小企業向けに特化したメールとWebの統合セキュリティアプライアンスの低価格機種「McAfee Secure Internet Gateway model 3000(以下、SIG 3000)」を発表した。7月2日から提供を開始する。
SIG 3000は、従業員200名以下の中堅・中小企業向けに開発された統合セキュリティアプライアンス。スパム、ウイルス、スパイウェア、悪質なWebサイトに対する防御など従来と同等の機能を、より低価格で利用できるようにしたのが同製品の特徴だ。
スパムやウイルスのフィルタリングのほか、アドウェア、スパイウェア、トロイの木馬といったWeb経由で侵入するマルウェアやフィッシングサイトからユーザーを保護する「McAfee SiteAdvisor」も搭載。従来のURLフィルタリングが単純なアクセス制御しかできないのに比べ、SiteAdvisorは、すべてのWebサイトを網羅するとともに、Webサイトの挙動を調べることによってリスクレベルを判断する。このため一見無害なWebサイトでも、迷惑なポップアップが仕掛けられていたり、不正プログラムが埋め込まれているような場合は、有害なものだと自律判断して、ユーザーのアクセスを制御することが可能とのこと。
価格は、初年度分のサポート込みで84万円。
■ URL
マカフィー株式会社
http://www.mcafee.com/japan/
( 川島 弘之 )
2007/06/14 17:38
|