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NTT東日本、遠隔のPC上から機密ファイルを削除する漏えい防止ソリューション


 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は6月26日、任意のキーワードを指定して、PC上から関連するファイルを削除する「キーワード指定型ファイル検索削除ソリューション」を発表した。7月2日から提供を開始する。

 同ソリューションは、PC上から機密情報ファイルを削除して、情報漏えいを防止するためのソリューション。

 方法は、あらかじめキーワードを指定した削除ツールをクライアントに配布することで、自動的に該当するファイルを検索、削除する。配布方法は、削除ツールを置いてあるサーバーにクライアントが自らアクセスする方法と、管理者がメールに添付して一斉配信する方法の2通り。このため、社内業務PCだけでなく社員宅PCや業務委託先PCなどにも利用することが可能だ。

 ツール配信時には、キーワードを暗号化。配信経路上でのキーワード流出から、取引先情報などが漏れる心配もないという。クライアントが削除ツールを実行すると実施証明書が作成され、未実施者へ督促メールを送信することも可能なので、実施漏れも防げる。

 参考価格は、1000ユーザーで315万円。NTT東日本では、年間200件の受注を見込む。



URL
  東日本電信電話株式会社
  http://www.ntt-east.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0706/070626a.html


( 川島 弘之 )
2007/06/26 16:49

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